笠原十九司（かさはら　とくし）さんのプロフィール　
1944年群馬県生まれ。東京教育大学大学院修士課程中退。学術博士(東京大学)。都留文科大学名誉教授。専門は中国近現代史、東アジア現代史。著書は『南京事件』(岩波新書、1997年)、『日中全面戦争と海軍─パナイ号事件の真相』(青木書店、1997年)、『南京難民区の百日』(岩波現代文庫、2005年)、『「百人斬り競争」と南京事件』（大月書店、2008年）、『日本軍の治安戦』(岩波書店、2010年)、『海軍の日中戦争─アジア太平洋戦争への自滅のシナリオ』(平凡社、2015年)、『日中戦争全史 上・下』(高文研、2017年)、『増補 南京事件論争史』(平凡社ライブラリー、2018年)、『憲法九条と幣原喜重郎』(大月書店、2020年)、『通州事件ー憎しみの連鎖を絶つ』（高文研、2022年）など多数。