日野・市民自治研究所 & 多摩住民自治研究所 共催
■自由民権150年特別講座 〖オンライン併用・事前申込制〗
【日本史特別講座】 全2回 (特別講座)
『自由民権・土佐立志社と植木枝盛憲法案を学ぶ』
講師:池上洋通氏 (地方自治研究者)
第1回 7月17日(水) 18:30~20:30 各回・資料代500円
第2回 9月18日(水) 18:30~20:30
(全2回の内容) 幕末維新の土佐藩とは 高知から全国の自由民権運動へ
植木枝盛の憲法草案を読む~日本国憲法との比較も~
会場:ゆのした市民交流センター (JR日野駅徒歩4分)
主催:日野・市民自治研究所 (共催)多摩住民自治研究所
【日本史特別講座】 自由民権150年
今年は、土佐の板垣退助らが民撰議院設立建白書(1874年・明治7年)を左院に提出してから150年です。これを契機に「自由民権運動」の時代が到来しますが、明治10年代には多摩地域でも、学芸教育運動が活発となり、豪農が欧米の翻訳本を買い込んだり、若者たちが天賦人権論を語りあっていました。五日市では千葉卓三郎らによって私擬憲法案が提案されました。
高知では、板垣退助、植木枝盛、中江兆民、小野梓、片岡健吉など多くの民権家が活躍しました。植木枝盛は「東洋大日本国国憲按」(1881年・明治14年)を起草。そこには、国民主権、自由権、抵抗権、革命権、立憲君主制、連邦制と地方自治などが規定されていました。
「東洋大日本国国憲按」は1930年代に鈴木安蔵らにより、再発見され、研究されますが、戦後の日本国憲法の成立過程で、鈴木がかかわった憲法研究会によって提案された憲法案で、植木枝盛等の私擬憲法草案が参考にされていたことが明らかになっています。現在の日本国憲法につながるルーツのひとつが高知にあります。ぜひ、今回の特別講座にご参加ください。
自由民権150年企画サイト(多摩自治研) URL tamajichiken.wixsite.com/minken
会場:ゆのした市民交流センター 地図
JR中央線「日野」駅下車徒歩約4分 (改札出て右へ・「市役所通り」沿い)
京王線高幡不動駅から京王バス日野駅行き(【日01】【日02】【日03】)乗車約17分、「日野一小入口」バス停下車 100m