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【定例研究会】
マイクロプラスチックによる環境汚染
~プラスチック削減はなぜ必要か~
日 時:2023年 10月14日(土) 午後2時~4時
講 師:高田秀重(東京農工大学教授) 【事前申込制】
場 所:日野市生活・保健センター 集会室
(JR中央線「日野」駅から徒歩約10分 日野市日野本町1-6-2)
資料代:500円(30歳以下無料)
現在、プラスチック汚染を防止するための条約を作る政府間交渉が始まり、2024年末までに交渉を終える予定です。今年3月、高田秀重さんもメンバーの一人となっている「プラスチックと人間の健康に関するミンデルー-モナコ委員会」がレポートを発表し、「プラスチックは人の健康に悪影響を与える。特に、プラスチックに関連する多数の化学物質が人への悪影響の原因である」と結論づけました。同委員会は、子どもの神経系の発達の遅れとプラスチック由来の化学物質の関係に危機感を持つ医学研究者の呼びかけで世界の研究者40人により2022年につくられました。
■高田秀重さんの紹介 1959生まれ。東京農工大学農学部環境資源科学科教授。
高田研究室では、環境モニタリングを地球規模で、世界各地のボランティアや NGOと協働して行うインターナショナル・ペレットウォッチという世界的な活動を行っています。海岸に落ちているプラスチックの粒を拾って、研究室に送ってもらい、それを最新の機器を使って分析し、その結果をホームページで公開しています。また、高田研究室と北大の共同研究で、マイクロプラスチックに含まれる添加剤が食物連鎖を通して魚類の組織に移行することを世界で初めて実証しました。(2022年)
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